【マット対決】サーマレスト Zライトソル vs ハイランダー スエードインフレーターマット

テック

2016年10月11日 15:20

キャンプ泊の準備をしていて、「マットを買わないととてもじゃないけど寝れないよ」と言ってる方が多数いて「そうなのか!」と思い、
おすすめのマットをこれまた色々と調べてみました。
マットには大きく二種類あって「発泡式マット」と「エア注入式マット」があるようです。
長所・短所は色々あるようですが発泡式マットは「安い」「穴が空かない」、エア注入式マットは「かさばらない」が大きな点かと思います。
「穴が空く」というのは、エア式だとそこから空気がもれてしまうという状態になります。また自転車のパンクと違って面積が広いので修理が大変とのことです。
どちらも様々な商品が展開されておりますが、初心者の私なりに調べた結果以下の2つが良さそうだなと思いました。


■サーマレスト Zライトソル

発泡式マットになります。サイズが2種類あります。
・スモール
 サイズ:幅51cmx長130cmx厚2cm
 価格:約6,000円

・レギュラー
 サイズ:幅51cmx長180cmx厚2cm
 価格:約7,800円



■ハイランダー スエードインフレーターマット
Hilander(ハイランダー) キャンプ用スエードインフレーターマット(枕付きタイプ) 5.0cm

エア注入式マットになります。こちらもサイズが2種類ありますが、横幅が違うパターンです。
・シングル
 サイズ:幅65×長192×厚5cm
 価格:3,980円
・ダブル
 サイズ:幅132×長192×厚5cm
 価格:7,480円

どちらも1万円未満で購入出来ます。
既にお気づきの方もいるかもしれませんが、スエードインフレーターマットの方、エア注入式マットなのにとても安いです。
通常1万円以上するものが多い中、この価格…。
この価格だと海外製の粗悪品なんじゃ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、この「ハイランダー」ですが、
調べたところ業界大手のナチュラムさん関連ブランドなので安心できますね。(公式ページもしっかり)

本題に戻りまして、両商品のレビューに移りたいと思います。
私が購入した商品は「Zライトソル レギュラーサイズ」と「スエードインフレーターマット シングルサイズ」になります。

■大きさ
まずは収納時の大きさから。以下は新品購入時のまま、並べてみました。

スエードインフレーターマットの方が大きい(というより長い)です。

厚みはほぼ同じでしょうか。

広げてみると、スエードインフレーターマットの方が一回り大きい感じです。


■使い方
Zライトソルの方は、広げるだけ。

銀色の面を上に向けて広げます。こんな感じです。一瞬で使えますね。

次にスエードインフレーターマットです。

丸まってるので広げます。
次に空気を注入する必要があります。初めてインフレーターマットというものを使うのですが、調べたところによると特定の操作をするだけで、空気が勝手に入っていくという不思議技術らしく、いちいち息で入れなくていいという利点があるようです。
このマットの場合は角に以下のようなバルブがあるので緩めます。

すると「シューーーッ」という音がして膨らんでいきます。バルブを緩めたのに空気が入っていくという謎技術に困惑です。

10分ほど放っておくと、こんな感じでふっくらになります。

枕部分には以下のような弁がついていますので、そこから空気を入れます。逆止弁がついているため、風船を膨らませるときのような口を離した時に指でつまんで空気の抜けを防ぐという手順もいりません。

満タンに空気を詰めると、枕が高すぎるので適度に空気を抜いて自分好みにするといいんじゃないかなと思われます。


■寝心地
Zライトソルの方は、デコボコしてて寝づらそうだなと最初思ったのですが、デコボコの違和感が無く寝ることが出来ます。
また、じわーーーと暖かさが背中からくるので、2cmという薄さながら断熱性と保温性は高いように見受けられました。

スエードインフレーターマットは5cmという厚みがあるため、床に接しているという感覚が皆無でした。Zライトソルのような温かみが背中からくるというのはないのですが、厚みがあるので断熱性は疑いようのない性能がありそうです。
家の敷布団と同じレベルなんじゃないか?と思うぐらいの気持ちよさです。うーむ。

■重さ
ここまでインフレーターマットの方が優勢なのですが、このZライトソル
めちゃ軽いです。
片手で3つは軽く持てます。発泡スチロールを持ってるような軽さで、これは大きなメリットなのではないかと思われます。
逆にZライトソルを持った後だと特にインフレーターマットはずしっときます。

■その他
エアー注入式のデメリットである「穴が空く」なのですが、このスエードインフレーターマット・・・なんか生地が頑丈です。
針や尖った枝で思いっきり刺せば、穴が空くかもしれませんが、普通に使う分には到底穴は空きそうにない感じです。
その辺りは使っていってみないと分かりませんが、触った感じだと簡単に穴が空くような生地ではないです。

■結論
例えば、オートキャンプなど車でキャンプ場に行ってる人には「スエードインフレーターマット」をおすすめします。
積載量を減らしたい方や、山に登ったりなどリュックに繋いで持っていくには断然「Zライトソル」をおすすめします。

ということで、私のような初心者キャンパーは価格も安い「スエードインフレーターマット」一択ですね。

Hilander(ハイランダー) キャンプ用スエードインフレーターマット(枕付きタイプ) 5.0cm


Hilander(ハイランダー) キャンプ用スエードインフレーターマット(枕付きタイプ) 5.0cm




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